【現役医学生が教える】むくみ解消法!!【仕組みから教えます】
皆さん、むくみ(=浮腫)ってちゃんと理解していますか?
今回は医学的な知識を絡めながら皆さんに丁寧に教えていきたいと思います。
むくみってなに?
むくみとは、
皮膚の下に余分な水分や老廃物が溜まっている状態
です。
なぜ余分なものが溜まってしまうのでしょうか?
原因は【圧迫】です。
これは皆さんも想像がつくのではないでしょうか?
デスクワークでずっと座っていると足が圧迫されて、血管が狭まり、血の循環が悪くなるんです。
また、立ち仕事で座ることが少ないと、重力により血が心臓に戻りにくくなってしまうんです。
足の血管が浮き上がりやすいのもその影響です。
むくみはどう対処する??
むくみ対策としては主に2つあります。
①筋肉を揉みほぐす
②リンパの流れを良くする
②は知っている人が多くいますよね。でも、どうやったら効率よくリンパの流れをよくできるかは曖昧な人が多いんじゃないでしょうか。
これから丁寧に説明しますので、諦めずに読んでみてくださいね!!
①筋肉を揉みほぐす
みなさんは「足は第2の心臓」という言葉をご存知でしょうか??
おそらく知らない人がほとんどだと思います。
足には筋ポンプという血を心臓に送り戻すための加速装置があるんです。
これが正常に働いていると、血の流れがさかんになって、むくみなどは出てこないんです。
しかし、長く動かなかったり、圧迫したりすると足の筋肉をほとんど動かしませんよね?
この筋ポンプは筋肉の動きを利用して血を送り出すので、動かないと働きづらくなってしまうんです。
有名な病気でエコノミークラス症候群ってありますよね?
これは筋ポンプがうまく働かず、足の血管に血の塊ができてしまって、それが心臓に飛んで詰まることで起きる病気です。
これの1歩手前がむくみですね。
筋肉を揉みほぐすことの重要性が理解できたかと思います。
筋肉を揉みほぐす→血が流れる→溜まってた水分や老廃物が流れる(→腎臓でおしっこになります)
っていうイメージです。